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1985年
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田中元首相、脳こうそくで倒れる(1985年2月27日(水))
<当時の新聞紙面>
<解説>
田中角栄元首相が、東京目白台の自宅で体の不調を訴え、東京逓信病院に入院した。医師団は「軽い脳卒中で右半身に軽いまひ症状と軽度の言語障害を起こしているが、3−4週間の入院治療で回復する」と発表した。前年秋の自民党総裁選での二階堂副総裁擁立問題や、年明け早々の竹下登蔵相の創政会旗揚げで、元首相の酒量が増えていた、という。元首相はついに再起できず1990年1月、政界引退を発表した。
田中元首相が脳こうそくで倒れ入院した病院につめかけた報道陣
1985年2月27日 東京・千代田区の東京逓信病院
田中元首相の見舞いにかけつけた金丸信自民党幹事長
1985年2月28日 東京・千代田区の東京逓信病院
自宅の庭で車椅子に乗る療養中の田中角栄元首相
1986年1月30日 東京・文京区目白台
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